わたしの分報チャンネル

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社内Slackにて運用しているわたしの分報チャンネルについて

  • 運用していてよかったこと
  • 今までに起こった感情的になる事件
  • 今考えていること

について書きます。

 

分報チャンネルって何?という方は先にこちらをお読みいただくとスムーズかと思います。

note.com

 

本題に入る前に少し自己紹介させてください

  • みようじ あかね(仮名・24歳)
  • Webアプリケーションエンジニア3年目(まだチームでは一番下っ端です)
  • 最近興味があることは、検索(Elastic Search)、C#dotnet core、DDD/TDD
  • 新卒さんのメンターやってます

 

運用していてよかったこと

自分が興味あるテーマの他社事例や記事を分報チャンネルにぺたぺた貼っていたら、「みようじさんにおすすめの本ありますよ!きっと興味ある分野だと思います」とM先輩が教えてくれました。自分の興味がさらに深まったり広がったりします。

 

技術的な内容(エンティティとビューモデルの使い分けなど)について上司や先輩と議論できたりします。リモートワークになってから、頭の中ごちゃついてきたな〜というときに一緒に議論してくれたり壁当てになってくれる人がいると整理できて良いです。(*後述あります)

 

時刻のテストでDIするやり方、この記事がわかりやすかった!って言って記事を貼ると、:大事: とか :ナイス!: とか上司や先輩からリアクションもらえます。自分で解答みて丸付けするのではなく、先生に丸付けしてもらったような感覚です。(ちょっとうれしい)

 

自分の分報チャンネルの運用ではないですが、社内Wikiに書くほどのことでもない分量のTipsを過去に先輩が分報チャンネルでポスト(ツイート)していることがあります。

例えば「Docker疎通できんと思ったら社内プロキシが邪魔してたw」

より書くハードル低い分報チャンネルにでも書いておいてくれるとありがたいです。

 

今までに起こった感情的になる事件

分報チャンネルは社内Twitterとも言われます。わたしの分報チャンネルでもSNSにありがちな事件がよく起こっているので覚えている限りでまとめます。

  • 論点ずらして言及系迷惑

わたしが他社の制度についての記事を貼ったとき

A先輩「〜〜〜について気になります」

わたし「筆者の方も〜〜〜については言及していないのでわからないです」

めんどくさいな・・・

 

わたし「1年間同じ姿勢でリモートワークしてたらついに首を痛めました」

A先輩「変顔で表現してください」

わたし「(ネットで拾ってきたゴルシの変顔画像を貼る)」

だる絡みめんどくさいな・・・

 

  • 普通に失礼系迷惑

わたし「わたしは〜〜というところがあるので、〜〜と感じたのかもしれないです」

A先輩「みようじさんは変人ってことか!」

人に面と向かって変人って言われるの嫌だな、失礼な人だな・・・

 

  • メンヘラ観測系迷惑

定時後に分報チャンネルでA先輩からリプついたのを確認したけど、急ぎではなさそうなのでその日は仕事をあがった。次の日の朝に確認したらリプ消しされていた。

消すくらいならリプしないでください!

 

  • いちいちうるさい&分報チャンネル監視系迷惑

上司と議論しているとき(*上記の件です)にちょうどミーティングの時間になってしまって、ミーティングのためお返事を保留にしていた。(そのミーティングには上司も同席)

A先輩からSlackのDMが届き「教えてもらったことに対してお礼を言うべき」みたいな内容のことを指摘される。そのDMもミーティングのためお返事を保留にしていたらA先輩がDMを消す。

ミーティングに参加しているからお返事を保留にしているだけです。上司とわたしの議論を返信タイミングまで監視していて本当に気味が悪いです。

 

  • またかよ〜系迷惑

最近は内容がどうあれA先輩から分報チャンネルで絡まれることが苦痛。

 

  • 番外編

今まで企画部と開発部で楽しく使っていたSlackでしたが、営業部や管理部も一緒に使うことになり社内連絡は便利になった。と同時に自由にemojiを登録できなくなったり、一部のemojiが消されたり(軽い言語統制)少し不自由になった。

 

今考えていること

分報チャンネルを初めて2年。いろいろな事件にまきこまれてきました。どうすれば安心して分報チャンネルを運用できるか、ということを考えているところです。

  

「そんな悩むくらいなら分報チャンネルやめれば?」

わかる。そのとおりです。ただ分報チャンネルの代わりになるものがないので見つかるまで継続しようと思います。チームの業務用チャンネルも発言しやすいのですが、担当している案件に直接関係しない内容もあるので、ここを自分のアウトプットの場にするのもなあと思っています。

 

「上司に相談すれば?」

わかる。一応1on1 では軽く相談しました。そうしたらコンプラに通報するとか斜めの上司に相談するとかいろいろ案を提示してくれました。感謝!でもこの一連の事件を一つずつ説明したり、自分の「めんどくさいな・・・」という気持ちをもっと深堀りして言語化するの難しいなと思って友達に愚痴るだけになっているのが現状です。

 

「鍵チャンネルにすれば?」

わかる。仲良しのメンバーだけでおしゃべりするほうが楽しい。でもわたしが感じている運用していてよかったことは鍵分報チャンネルではSlackの仕様上再現できなさそうです。

わたしは積極的に技術的内容や自分が経験したノウハウは発信して、みんながアクセスできるようにしていたいと思っているので、分報チャンネルはオープンチャンネルであることに意味があると思っています。アウトプットを大切にする価値観も大切だと思っています。

 

「A先輩を追い出せば?」

わかる。ただ、その後DMで絶対問われるという確信があり実行に移せていないです。

 

「新しく作れば?」

わかる。わたしの分報チャンネルは1年目のときに当時の上司にすすめられて始めることになりました。なぜか弊社には退職される先輩の分報チャンネルを引き継ぐ文化があり、わたしもA先輩から引き継ぎました。(A先輩は退職していませんが、A先輩は分報チャンネルを全く使わないので引き継ぐことになりました。)心機一転新しいチャンネルにするのもいいかもしれません。

弊社Slackには新しいチャンネルができたら通知されるチャンネルがあり、そこから見つけたり、オープンチャンネルなので検索したら一発で出てきます。なので結局変わらないような気もします。

 

まとめ

分報チャンネルは社内Twitterとも言われますが、Twitterのブロック機能やミュート機能、返信できるアカウントを制限する機能はSlackにはありません。ここでSlackをTwitterと同じように考えるのはよくないです。

この記事を書いて弊社の分報チャンネルを引き継ぎする文化のメリットが見えなかったので、わたしが分報チャンネルをやめるときはアーカイブにしようと決めました。

わたしの分報チャンネルだけの問題なのか、一般的な問題なのか・・・

わたしに問題があるのか、A先輩に問題があるのか、弊社の文化に問題があるのか・・・

引き続き分報チャンネルの運用について対策や、新たな事件があったら追記しようと思います。まだ模索の日々は続きそうです。