My first challenges in 2020

この記事はTECHPLAY女子部 Advent Calendar 2020 13日目の記事です。

 

2020年に初めて挑戦したことについて、仕事編とプライベート編に分けて紹介します。

このテーマを選んだきっかけ

元キャバ嬢会社社長の愛沢えみりさんがinstagramのストーリーで「過去の自分と比べて成長してる!って思うことが仕事の原動力になる」と投稿されていて見習いたい姿勢だと思いました。1年前の自分と比べて今の自分がどんな新しい経験を積んだのか振り返りたいと思って選びました。愛沢えみりさんのinstagramは前向きで、かわいいのでぜひ見てみてください!https://www.instagram.com/emiri_aizawa/

 

仕事編

エンジニアブログ執筆開始(1月)

公開は5月になりますが...

大学生のころからいろいろな会社のエンジニアブログを読んでいて、エンジニアになったらわたしも書こうと思っていました。初めてエンジニアブログを書いて社内外からたくさんのリアクションをもらいました。

新卒研修でISUCONやってみたと思っていたらAnsible勉強会を開いていた話 - ぐるなびをちょっと良くするエンジニアブログ

 

リモートワーク(3月)

報告のために文書を作成したり、ビデオ会議で進捗を報告したり、タスクのチケットにコメントしたり...いろんなかたちでアウトプットする機会が増えました。

 

異動(3月)

新卒で配属された部署を7ヶ月で卒業し、検索チームに異動になりました。

初めての異動で引き継ぎや異動先での準備で慌ただしい毎日でした。今は慣れてきました。

異動の経緯はこちら! 

チーム異動になりました - 甘辛こちゅい

 

Puppeteer x TypeScriptでUIテストツール作成 → Jenkinsで定期実行(4月)

今まで仕事ではPHP一筋でしたが、初めてTypeScriptを書きました。

これからどんどんTypeScriptも勢力拡大すると思うので、いい経験になりました。

作っても使われないと意味がないので、定期実行して毎日チェックしています。

 

読書録の公開(4月)

社内の人が見れる場所に読書録を公開しました。スピードは遅いですが、本を読んでインプットだけでなくアウトプットする環境ができたのでうまく活用していきます。(まだ活用はできていないです...)

 

なんちゃってDDDでAPI開発とテストコードの作成(5月)

なんちゃってDDDなので、ドメイン分析だったり曖昧になっているところはありますが、初めてレイヤー構造で依存関係が疎になっている設計で開発しました。

お恥ずかしながら今までテストコードを書く機会がなかった(書く文化もなかった)のでまずは先輩が書いたコードを真似することから始めました。もう1人で書けるようになっているはずです!

 

AWS環境でのアーキテクチャ検討(7月)

今はシステム刷新プロジェクトにいるので、オンプレ環境→AWS環境の移行準備中です。AWS社からサポートいただきながらアーキテクチャを検討する会議に出席しました。

 

ペアプロ x C#でシステム刷新のプロトタイプ作成(8月)

初めてC#を書きました。Hello, worldからC#の勉強を始めて、ペアプロで簡単なAPIを作るところまでやりました。ペアプロではほとんどドライバーをして、勉強になりました。(とっても疲れた)

 

ドメイン分析(9月)

システム刷新プロジェクトの要件定義を見ながら、エンジニアメンバー全員でドメイン分析を行いました。エンジニアメンバー全員でDDDを勉強し、教え合い、切磋琢磨しながらプロジェクト進行しています。みんな手探りで、あーでもないこーでもないと言いながら議論して楽しかったです。

 

ドメインモデル図の作成(11月)

今まではクラス図やシーケンス図は書いたことありましたが、ドメインモデル図は初めて書くドキュメントでした。DDDは奥が深いのでまだまだ勉強中です。

 

プライベート編

PCゲーム

ゲーミングPCを買いました。今までゲームはほとんどやったことがなかった(Nintendo DS たまごっちのプチプチおみせっち全クリ程度)のですが、オンラインで友達と遊ぶことができて楽しいです。

Apex LegendsやOverWatch勝てると嬉しいし、だんだん上手くなっているのがわかります。フレンド募集中です、一緒に遊びましょう!

 

iHerbでのお買い物

海外の化粧品はアルコールフリーのものが多いので、選んで買っています。

jp.iherb.comこの化粧水とってもいい香りでおすすめです。シャバシャバ系です。

YouTubeにもiHerbのおすすめ品紹介動画がたくさんあります。

 

友達の結婚式のサプライズのお手伝い

「ちゃんとプロポーズしていないからもう一度ちゃんとプロポーズしたい」とのことで、ダンスの振り付けとバックダンサーをやりました。とっても感動しました。

 

DVテープのダビング

これについては別記事にしたいと思っています。亡くなったおじいちゃんとの思い出や弟が産まれたときのビデオなどをダビングしています。(ここでもゲーミングPC大活躍)

 

 積立NISAとふるさと納税と国内株式

投資ってなんだか難しいイメージがあり手が出せなかったのですが、「投資経験がある人間になれる」というような言葉を聞いて感化され始めてみました。ふるさと納税では大好きな牛タンが返礼品としていただける地区を選びました(笑)

歯列矯正したいので目指せ100万円です!

 

まとめ

今年はコロナの影響で行動に制限されたり、窮屈なこともありましたが、1年前の自分と比べて新しく挑戦したこともたくさんありました。

まだ12月もあと半月くらいあるので、みなさんも今年中になにか挑戦してみませんか?

 

明日はEri Nishikuraさんです。よろしくお願いします。

チーム異動になりました

とある案件の開発フェーズでかくかくしかじかがありまして、今年の4月にチーム異動しました。もう半年たつのか〜。案件は無事リリースされて、リリース後のバグも修正し終わっています。今回はかくかくしかじかを書きます。あんまり思い出したくはないけれど、自分が他の人に同じことをしないようにいましめて。

 

3行まとめ

  • デスマーチ案件で病んでしまい案件をおりて異動することになった
  • チームビルディングについて勉強するようになった
  • マネージャーには感謝していて、これから一緒にがんばりたいと思っている

 

ことの経緯

案件以前はsmartyテンプレートの文言修正やキャンペーンバナー設置などの案件を担当していました。PHPエンジニアのはずなのにPHPを書いていない状態(?)。もっとロジックとか触りたいなあと思っていたときに、案件がふってきたという感じです。

 

私がエンジニアとして案件に参加するまでに、仕様MTGとかマイルストーンMTGとかいろいろあったみたいだけど、1年目だからか?呼ばれなかったです。負担を増やさないようにするための先輩の配慮か、居ても役たたずなだけなので呼ばれなかったかは定かではないですが・・・

 

リリース日が決まっていない状態からのウォーターフォール開発が始まる(すでにデスマーチ臭)。

おりてきた仕様は詰められていないので(ぬけもれあり、だぶりあり、赤入れ形跡なし)カオス状態。それを1つ1つチケット起票して問い合わせる作業、大変でした。仕様書はエクセルの日付バージョン管理で、コメントとかつけられないんですよ。なので、スクショを撮ってチケットに貼りますorz

 

一応チケットでタスク管理しているので、タスクのストーリーポイントから工数管理、ガントチャート作成できます。ガントチャートはいわゆるWBSですね。で、それを使えばいいのに、GoogleスプレッドシートWBSが生える、チケットとGoogleスプレッドシートのダブル管理が始まりそうになる・・・

 

このあたりはまだ元気だったので、「チケットでタスク管理しているので、ガントチャート作れますよね?Googleスプレッドシートいります?」が言えた(えらい)。

「おっしゃるとおりで、今まで作っていたので今回も作りましたが、廃止します」とのことで廃止されました。案件によって「どこまで決めてから着手するのか」「案件規模」「リリースまでの日程的余裕」などいろいろ変わってくるので「今まで作っていたので」という脳死の理由でプロジェクトマネジメントしないでほしい(これはぐち)。

 

比較的大規模の改修案件だったので、設計ドキュメントを作ろうという話になる。

このあたりで病み始める。まず、設計ドキュメントを作ったことがない先輩エンジニアから指示を受ける。それを見たリーダーがサンプルを適当に送ってくれるものの、「わかりやすいと思う書き方で書いて」という指示がプラスされる。

大規模の改修案件ということで、マネージャーもドキュメントを確認してくれることに。ドキュメントにフローチャートがないので書き足すように指示される。完全に後出し。このころにはもう設計ドキュメントが終わって、実装着手できるはずだった。

 

大どんでん返しがあったこの頃からコロナの影響でリモートワーク開始。

一人自室でわかりやすいと思う書き方のドキュメントを書く。リモート会議でレビューしてもらい、大量の指摘を受ける。一人自室で天を仰ぐ時間が増える。

夜なかなか寝付けない状態が続く。ストレスで変な汗をかく。

 

ようやくドキュメント修正おわり(修正できていないところもあった)、実装着手。

HTMLマークアップをテンプレートにする。HTMLマークアップの修正は当然HTMLで届くので、自分で書き直したテンプレートと届いたHTMLで大量の差分を出しながら、修正を取り込む。

dockerの開発環境がなぜか動かなくなる。

開発終了日がなぜか早まる。

だんだん嫌になる。

仕事を休む。

 

仕事を休むとその分実装が進まないので(当たり前)、もう間に合わなくてもいいなという気持ちになってくる。

 

仕事を休んだ次の日にリーダーからSlackDMが届き、急遽1on1をすることになった。なんとなく嫌なんですよね〜wみたいなテンションで話すと、もっと具体的に言ってくれないと対処しようがないと突っぱねられる(突っぱねられるは一人称視点です)。リーダーは普通のことを言っているのに気づかなくなる。

 

リーダーから聞いたであろうマネージャーからSlackDMが届く。リーダーも若いからまあうまくいかないこともあるよ、とのこと。案件おりて仕事やめたい旨を伝える。「まだこの会社で吸収できるものがあると思うから異動しましょう」ということになる。

案件おりて異動することが決定する。同時に引き継ぎタスクが発生する。

 

実装はだいたい3日くらいオーバーしたけど、特に問題がなかった。(このスケジュールではじめから組んでくれればよかったのに)

テストコードとレビュー対応だけ先輩にお願いして案件をおりて異動した。

 

敗因:

  • ヘルプが出せなかった
  • 「なんとなく嫌、やりにくい」の言語化ができなかった
  • 人に期待しすぎた

 

ヘルプが出せなかった

1on1制度とメンター制度とOJT制度があります。が、どれ一つうまく機能していなくて、自分から機能させられていなくてどこにもヘルプ出せれていなかったんですよね。

1on1制度:

直属のリーダーと2週間に1回、30分お話する会。

キャリアパスの話とか、最近勉強した技術の話とかをしています。

優しいリーダーなので悪口言っていいのかわからず、言い出せなかった。

 

メンター制度:

3〜5年目の先輩エンジニアと2ヶ月に1回、30分お話する会。

コロナの影響で延期になって、開催できなかった。

 
OJT制度:

同じチームの先輩が半年間、業務のすすめ方を教えてくれる制度。

本人の悪口を面と向かって言えないので、言い出せなかった。

 

制度として用意されているのは以上なんです。が。もう一つ大きい要素があって、内定者時代からよく面倒みてくれたエンジニア人事の上司が退職されて、話せる人がゼロになったことですね。これが本当につらかったです。

あとは、コロナの影響で出社しないため同期とランチに行く機会もなく、話すタイミングや話し相手がいない環境でした。(今後もフルリモートでの業務が続きそうなので、これは今後も気をつけていきたいところではあります。)

 

「なんとなく嫌、やりにくい」の言語化ができなかった

これはもう私個人の言語化能力が低いことが一番悪いんですけど・・・

リーダーからも「何が嫌なのか言ってくれないと対処できないです」みたいなことを言われまして。うん、そうだよなあと思いながら、「壁打ち付き合おうか?」とか言ってくれればよかったのになと思いました。

 

人に期待しすぎた

仕様は固めておろしてくれる、具体的な指示をしてくれる先輩がいる。これらはすべて自分の中で作った幻想、幻想を現実に持ち込むな危険!です。

察して声をかけてくれる人はいません。リモートワークだからということもありますが・・・

 

異動後

怪我の巧妙ではないですけど、このタイミングからチームビルディングの本とか読み始めました。今はいろんなチームのあり方があるなかで、自分のチームはどうしていったらいいのかを考えています。

少し話はそれますが、わたし自身、中学の部活時代から大学のサークルまで、いろいろなチームに所属し、いろいろな経験をしました。そのころはチームビルディングの知識がないままチームに所属していました。が、今チームビルディングを勉強すると「こうすればよかったんだなあ」とか「意識してなかったけれど、いい雰囲気生んでいたんだ!」という発見があり、今までのチームメンバーに感謝しています。経験はお金では買えないですからね。

 

IT業界は業界の移り変わりが激しく、それに伴い必要技術スタックも変わってきます。なので、わたしは需要と供給がマッチした職場ではたらけばいいと思っています。だからチーム異動とか転職とか賛成です。

いろいろな価値観があって、それは当然です。OJTの先輩にはあまりこのような考え方に賛同してもらえず、チーム異動のときにかなり悲しませてしまったみたいです。ごめんな。

 

異動をすすめてくれたマネージャーは、実はこの案件の前からわたしのやりたいことを実現するために異動を考えてくれていました。案件が終わって落ち着いたら異動する予定でいたみたです。理由はアレですが、異動の時期が数ヶ月はやまったということになりました。

いい意味でぶっとんでいる強いマネージャーなので、今は(言葉選ばず)言いたいことが言えている環境です。きれいな日本語を使っていきたいです。

マネジメント業務でカツカツなところ、自分で手を動かしてプロトタイプ作ってみたり、いろいろぐぐってサンプルになりそうなGitHubリポジトリ探してきたり、そういう背中でみせていく姿勢も尊敬しています。わたしがこの会社にいる理由として、このマネージャーと一緒にはたらきたいからというのは大きい割合ですね。

 

今は「配属されて半年で異動になったこの話」は飲み会のネタにしていますが、当時は本当につらかった。朝になってから、仕事したくないなと思って急遽有休とる迷惑ムーブ、反省しています。あと、彼氏やつあたりしてごめんね。ぐちを聞いてくれた元研究室同期、壁打ちにつきあってくれた元情シス同期、ありがとうございます。

 

未来の自分へ

・以下わたしがされて嫌だったことをふまえて気をつけるべき点

<要件、仕様>

・エクセルでの日付バージョン管理をしない、している人がいれば移行を促す

・誰も全体像をつかめていない仕様を開発におろさない

・仕様書にやる気を感じられない(抜け漏れだぶり赤入れなし)場合は、一度これでfixなのか確認する

<設計ドキュメント>

・初めて&「あなたがわかりやすいと思う書き方で書いて」という指示での設計書作成なのに本気でレビューを飛ばさない

・「あなたがわかりやすいと思う書き方」みたいな個人の主観による指示をしない

・個人の主観で書いてもらった設計書をけなさない、個人の主観をけなしていることと同じ意味

・サンプルだけ渡してあとは任せる態度をとらない

・一度自分でもぐぐってみる

・設計書がない、運用できないなら、運用できる仕組みに変える(swaggerなど)

・何をどこに書くのか(基本設計と詳細設計の境界)が明確にする、後出ししない

<開発の進め方>

・どうしてこの工数ですすめるのか、タスクブレイクの粒度は適切か、言えるように

・新規案件のときに書く設計書と既存改修での設計書は既存改修のほうが書くのに時間がかかる、それを考慮して設計工数を決める

・スケジュール勝手に変えない

【備忘】Macで画面収録(音声あり)する方法

執筆日:2020年5月6日の情報です

やりたいこと

Quicktime playerのデフォルトの新規画面収録だと、

内蔵マイクからの音声しか一緒に画面収録できない

内部オーディオも一緒に画面収録したい

 

どんなときに使えるの?

オンライン勉強会やオンラインMTGアーカイブ

(Zoomは画面収録があったのですが、脆弱性が発見されてから私が所属する組織では使用禁止になってしまいました)

 

必要なもの

Mac mojave 10.14.6

sound flower : 仮想オーディオデバイス

background music : 出力のオーディオを切り替えるやつ

Quicktime player

 

やりかた

1. sound flowerのインストール

https://github.com/mattingalls/Soundflower/releases/tag/2.0b2

ここからdmgファイルを落としてきてインストールします。

開発元が不明とアラートがでてインストールできないときはこちらを確認してください。

https://support.apple.com/ja-jp/guide/mac-help/mh40616/mac

 

私がやったときは拡張機能がうんぬんかんぬんと怒られてインストールできなかったので、

こちらの記事を参考にインストール→再起動しました。

https://hi3103.net/notes/mac/1214

 

2. Background musicのインストール

https://github.com/kyleneideck/BackgroundMusic#download

ここからdmgファイルを落としてきてインストールします。

 

3. 出力サウンドの設定

システム環境設定>サウンド>出力>Background Music

にしておく

メニューバーに音量を表示している人はそこからでも変えることができます。

f:id:akanekotyui:20200506010916p:plain

出力サウンドの設定
4. Quicktime playerの設定

Quicktime playerのマイクへのアクセスが認証されているか確かめる

https://discussionsjapan.apple.com/thread/110209719

メニューバー>ファイル>新規画面収録

f:id:akanekotyui:20200506011007p:plain

Quicktime Playerの設定
5. 収録

画面をクリックor収録したい部分をドラッグで囲むと収録が始まります。

 

注意:

個人で楽しむ範囲でお使いください!

 

参考:

https://note.com/shuhei_sa/n/n1b35669daaec

https://appli-world.jp/posts/2831

 

クラウドジャーニー1歩目〜8mmに保存された過去の映像をクラウドに保存〜

stay home

ということでめんどくさくて手つかずだった過去の映像のクラウド化をやっていこうと思います。

家族は非協力的なので、大変ですが全部ひとりでやります。

どうしてやる必要があるのか?

・結婚式のオープニングムービーで過去の映像を使いたい(10年以内(予定))

・親の老後の楽しみにしてもらう(20年以内)

・アナログ劣化がひどくなる前にデジタル化したい(なるはや)

・使っていたビデオカメラが故障する前にやってしまわないと、レコーダーを新たに買わたないといけなくなる(なるはや)

 

私について

・1996年生まれ、23歳

・幼稚園、小学校の運動会やピアノの発表会はいつも母がビデオを撮ってくれていた(記憶がある)

 

調べたこと

VHSとは

ja.wikipedia.org用途 : テレビの録画など

大きさ : お弁当箱くらいの大きさ、厚さはだいたい2センチくらい。

容量 : 大体1本で30分〜210分録画できる。

私が小学生のときにごくせん(第2シリーズ、亀梨さんと赤西さん主演、2005年放送)を録画していた思い出がある。

 

8mmとは

ja.wikipedia.org

用途 : ビデオカメラに入れて録画したものを保存していた。今でいうSDカードみたいな感じ。

大きさ : 名刺くらいの大きさ、厚さはだいたい1センチくらい。

容量 : 録画できる時間は製品によって異なる。30分、60分、120分など。

SDカードの容量が256GB、512GBみたいになっているのと一緒。

私が幼稚園生くらいのときに使っていたみたいだが何も覚えていない。

 

AV入力端子

ja.wikipedia.orgAはオーディオ(赤白)、Vはビデオ(黄)を指す。

 

Sビデオ入力端子(ミニDIN 4ピン)

映像信号専用。Y(輝度)信号とC(クロマ)信号を分離したまま伝送する。

丸い口をしている。

 

用意するもの

ビデオキャプチャhttps://www.amazon.co.jp/gp/product/B00428BF1Y/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o02_s00?ie=UTF8&psc=1

・サポートソフト ビデオキャプチャー購入時にCDでついてきたと思うのですが、どっかいったのでここからDLします サポートライブラリ | IODATA アイ・オー・データ機器

・winPC 今回はゲーミングPCでやっていきます。

 

とりあえず8mmに過去の映像が入っていることはわかっているので、8mmのビデオをクラウド化(Google Driveに保存すること)は多分こうやればできると思います。

f:id:akanekotyui:20200504175200j:plain

移行方法

作業時間

テープなので1倍速でしかデジタル化できないらしい。60分のテープをデジタル化するのに60分かかる。つらい。

 

やってみないとわからない

デジタル化後のファイルサイズがどれくらいになるか?

素材として残しておくならGoogle Driveが良さそうだけど、youtubeにアップして限定公開するほうが親が楽しむにはいいのかも?

 

<つづく>

あとがきと近況(2019年6月)

こんなピアノ教室は嫌だ - 甘辛こちゅい

発表会、コンクール、そして桜 - 甘辛こちゅい

 

楽しみにしてくださっていたピアノ教室の皆様、おまたせしました。

 

卒業してから、卒業生slackができたり、先輩から飲みに誘ってくださったり、いろいろかまっていただきありがとうございます。

同期も仲良しで、今日もこれからお寿司を食べに行きます。

 

発表会、コンクール、なんとか無事に終えることができたのは、先輩のおかげだと思っています。(これは本当)本当にありがとうございます。感謝します。

これから先生はピアノ教室にいることも少なくなるのかなと思いますので、後輩の皆さんには先輩にアドバイスをもらってくださいというコメントを残します。

 

先日、新潟県燕市震度6地震があり、被災地のみなさんのことも、ピアノ教室の皆さんのことも心配しています。ぜひピアノ教室の近況も聞かせてください。

 

私の近況ですが、3月にピアノ教室を卒業して、4月新しい環境になりましたが、演奏方法以外で学んだことを活かすことができております。

他のピアノ教室出身の方と話したり、一緒に仕事をすることもあります。そんなとき、このピアノ教室のレベルと質は高かったんだなあということを実感しています。ロジカルシンキングなど考える力と、根性やコミュニケーションでもやもやしないというメンタル部分、1年間で本当に力がついたと思います。

 

はじめは不本意で入学したピアノ教室ですが、そこから学ぶものは大きかったです。的確なアドバイスをくださる先輩に会えたことが一番大きいと思うので、またご飯一緒に行ってください。これからも私はピアノ教室の後輩です(ぜひおごってください)。

発表会、コンクール、そして桜

この記事はこんなピアノ教室は嫌だ - 甘辛こちゅい の続編です。

 

2019年1月4日、冬休みのピアノ教室に先生とCさんがいました。

先生とCさんはコンクールに持っていく曲について話し合っていました。

「年末年始はどうやった?」先生に尋ねられたCさんは目を泳がせながらいいました。「まあまあですね」

実はCさんは実家に帰る際、キーボードを自宅に置いてきてしまい、iPhoneのピアノアプリと実家のキーボードで練習をしていたのです。

「じゃあこんな感じで練習しといてください。あと録音してチャットで送ってください、聞くから」そう言って先生は会合のためドイツに行ってしまいました。

Cさんはそれからたくさんの練習をしました。そして録音をして先生にチャットしました。先生からの返事はひとことでした。「わからない」

 

Cさんには幸い、たくさんの先輩がいました。先輩からのアドバイスをもらい、なんとか形に仕上げました。

コンクール出場には審査があります。Cさんは不安な気持ちのままコンクール運営局に録音を提出しました。

 

一週間後コンクール運営局からコンクール出場が決定したというメールが来ました。Cさんは大喜びです。しかし教室の発表会も近づいています。Cさん必死の準備が始まります。

2月、発表会まで残り3日となりました。

Cさんは先生に最終チェックをお願いしました。しかし先生は発表会まで残り3日であることをすっかり忘れていました。「え〜!残り3日!?ゲームオーバーだ...」Cさんは残り3日にして、先生からゲームオーバーを宣告されてしまいました。

 

発表会当日、Cさんの出番は午前10時30分でした。できるだけ上手に見えるように、身だしなみをしっかり整えて会場に向かいました。
会場には他のピアノ教室の先生、生徒さんもたくさん来ていました。ピアノ教室の先輩がみんなで応援に来てくれました。

ついにCさんの演奏です。緊張はしていましたが、なんとか大きな失敗もなくCさんの演奏がおわりました。

 

発表会が終わり、まわりはお疲れ様という雰囲気になっていましたが、Cさんにはまだコンクールに向けた練習が残っています。

 

2月も下旬に差し掛かった頃、先生にコンクールの曲を聞いてもらいました。「よくなってきたね、うちの教室でピアノ続けたら?」先生はCさんに言いました。Cさんは少し嬉しくなりましたが、すぐにやっぱり続けるのは遠慮しようかなと思いました。

 

3月、コンクールのため先生とCさんと先輩は長崎に向かいました。

コンクールは発表会と異なり、全国から関係者が集まります。Cさんは初めてのコンクールで緊張していました。コンクールでは終日演奏があり、Cさんはたくさんの演奏を聞きに行きました。合間を縫って先生と最終チェックを行い、最後の最後まで調整は続きました。

ついにCさんの演奏になりました。発表会より小さな会場でしたが、その分お客さんや審査員の方の顔が見え、Cさんは平常心を保つことに必死でした。

演奏は最後の方に少しミスがありましたが、なんとか終えることができました。

 

コンクールの結果発表は一番大きなホールで行われました。

各部門から1名ずつ奨励賞が選ばれます。Cさんは最後の方にミスがあったため、期待していませんでした。結果発表の間、長崎のお土産は何を買おうかと悩んでいました。

結果発表はテンポよく進んでいき、Cさんが演奏した部門の順になりました。スクリーンに映し出された奨励賞の名簿に、なんとCさんの名前がありました。Cさんはとても驚きました。

壇上にあがり、コンクールの運営局から賞状をもらいました。嬉しい気持ちと達成感でいっぱいでした。

 

Cさんは1番にお母さんとお父さんに連絡しました。2人ともとても喜んでくれました。コンクール会場を後にするとき、先生に挨拶をしました。「先生、ありがとうございました」「おめでとう、粘り勝ちだね」

それから飛行機までの時間、ハウステンボスに遊びに行ったりお土産を買ったりしてCさんはとても楽しい時間を過ごしました。

 

コンクールから帰ってきたCさんはまだピアノ教室にいました。演奏を録音する作業が残っていたのです。録音したデータをコンクールとピアノ教室の本棚に置いてようやくCさんは卒業することができます。

 

そして、ピアノ教室のみんなでディズニーランドに遊びに行きました。先輩も後輩も一緒に遊びに行くのは稀なのだそうです。また、AさんBくんCさん3人で仙台に旅行に行きました。おいしい海鮮と美しい景色でとても楽しいひとときでした。

 

1年間通ったピアノ教室では辛かった思い出も楽しかった思い出もたくさんできました。

 

春になりました。2019年は3月のうちに桜が満開になりました。卒業する生徒さんも多いですが、今年は新しく6人の生徒さんがピアノ教室に入学しました。ピアノ教室から今日もピアノの音が聞こえてきます。

 

<おわり>

こんなピアノ教室は嫌だ

2017年の10月から募集を始めたピアノ教室に3人の応募がありました。
はじめにAさん、次にBくん、最後にCさんです。
Aさんは真面目で先生の言うことをよく聞く女の子です。
Bくんも真面目で先生に言われたことはすぐにこなし、とても練習熱心な男の子です。
Cさんは普通の女の子です。

2018年1月、ピアノ教室は募集をやめ、3人はピアノ教室の全生徒さんと顔合わせをしました。
ピアノ教室に通うことになった3人の生徒は先生から練習用のピアノを貸してもらえる約束でした。しかし、ピアノは1台で、あとの2台はキーボードでした。
3人はじゃんけんをして練習用のピアノとキーボードを割り当てました。

2月、3人は目標を持ってピアノを練習しようと先生からアドバイスされました。
先生は「毎年3月にお教室の発表会があるから、それはみんな出演しましょう。そして私の教室の生徒さんはみなさん熱心なので、コンクールに出ることができるレベルに上達します。一番ハードルの低い国内のコンクールから海外のコンクールまでレベルに合わせて選びます。ぜひコンクールに挑戦しましょう。コンクールに出場した曲をそのまま発表会でも披露できるからね。」と言いました。
Cさんはコンクールに出ることに決めました。

 

3月、基礎の練習が始まりました。楽譜の読み方から、指の体操を中心に練習をしました。そして練習曲でのミニ発表会をしました。


4月、いよいよコンクールの曲を弾く練習が始まりました。お試し入学(3ヶ月だけ在籍してゆっくりとピアノを練習する)の生徒さんが2人新たに通い始めました。

 

5月、練習熱心で3人の中で一番ピアノが上手く弾けるBくんは先生との連弾で隣町のコンサートに行くことになりました。Bくんは自分のコンクールでの曲と先生との連弾の曲と2曲を練習することになりました。寝る暇も惜しんで練習したBくんは約1ヶ月で隣町のコンサートのレベルまで上達しました。

6月、隣町のコンサートはローカル雑誌でとり上げられるほどに大盛り上がりでした。隣町のコンサートでは準備が必要だったのでピアノ教室の生徒さんたち数人も準備の手伝いと応援にいきました。準備は大変でしたが連弾が成功し、先生は大喜びでした。

7月、お試し入学の生徒さんの最後の発表会がありました。お試し入学の生徒さんのお別れパーティーをピアノ教室のみんなでしました。今までBくんはキーボードで練習していましたが、やっぱり新しくピアノを買うことにしました。

8月、ピアノ教室は夏休みになり、生徒さんは各自で練習することになりました。

9月、Bくんは隣町のコンサートにまた演奏に行くことになりました。演奏する曲を新しい曲に変え、練習しました。その間AさんとCさんは自分のコンクールの曲を練習しました。

 

10月、3月に開かれるお教室の発表会で演奏する曲を「みんなの前で弾く」という練習をしました。そして来月に控える町の文化祭に向けて準備が始まりました。ピアノ教室ではミニ発表会を行う予定です。文化祭の実行委員会とメールでの打ち合わせが始まりました。Cさんもキーボードで練習をしていましたが、やっぱり新しくピアノを買うことにしました。

 

11月、町の文化祭では多くの人が演奏を聴きに来てくれました。そしてBくんは3月の発表会で演奏する予定の曲が上手く仕上がってきたので、海外のコンクールに出場することになりました。慣れない英語を使わなくてはならないので、Bくん必死の練習がはじまりました。

12月、無事海外コンクールから帰ってきたBくんでしたが、3月のコンサートにむけてゆっくりはしていられません。また隣町のコンサートにも出演が決まったのでコンサートの練習も続きます。

Aさんはどのコンクールに出場するのか、先生と話し合いました。先生は「これではちょっと厳しいかなあ。もうちょっと練習してみよう。」と言いました。
Aさんは練習を続けましたが、コンクールの応募期限が過ぎてしまいました。
Cさんは出場したいコンクールをずっと決めていました。そしてピアノ教室のみんなに「〇〇コンクールに出たい!」とずっと言っていました。コンクールの応募が始まると自身満々で応募し、当日の飛行機も準備しました。

ところが、応募締め切り当日、先生は「今から飛行機キャンセルしたら、キャンセル料取られる?」とCさんに聞きました。Cさんは急いで調べました。「明日までだったらキャンセル料800円です。明日を過ぎるとキャンセル料は10000円です。」
Cさんは急に怖くなりました。Cさんはずっとコンクールに憧れていたのです。
先生は「明日、練習した曲、聞かせてくれる?」とCさんに聞きました。Cさんは平然を装いながら「わかりました」といいました。

Cさんがコンクールに出ることができる先生からのGOサインは明日出されることになりました。しかし不安で練習にならず、さらっと復習をするだけでした。

次の日先生の前で演奏をしました。先生はこれからの日程と今の状態を見比べてよく考えて言いました。「あとはやる気やな。やると決めるならやろう。」

Cさんは「絶対にやります」と言いました。これからCさんの猛練習が始まる予定でしたが...

2019年1月、ピアノ教室は冬休みになりました。Cさんは冬休みにおばあちゃん家に行くので、あまり練習の時間が取れませんでした。

さて、Cさんは本当にコンクールに出ることができるのでしょうか?

<つづく>