まにぐるま

この記事は JSYS16 Advent Calendar 2016 - Adventar 8日目の記事です。

心身込めてマニ車を回せば、回した分量の真言を唱えたことと同じ功徳があると言われている。 (くらしの中の信仰(マニ車) | ダライ・ラマ法王日本代表部事務所より引用)

最近いいことないなあって思うとき、もっと徳を積まなきゃって思いますよね。マニ車を回してみましょう。

Web摩尼車

 

マニ車に巻かれている経文「スン」の中身は様々であるが、大多数は真言「オムマニペメフム(観音の真言)」である。「オムマニペメフム」が何千回、何万回と繰り返し書かれており、その分量はマニ車の大きさによって異なる。 (くらしの中の信仰(マニ車) | ダライ・ラマ法王日本代表部事務所より引用)

私はマニ車実物を見たことはないのですが、高校倫理の先生ががちゃぽんでとったマニ車を大切に持っていらして、回してみたことがあります。マニ車は中にお経が書いてある紙がまるめられて入れられているみたいです。イメージとしてはりんご飴のりんごの部分がお経がずらーっと書かれているトイレットペーパーで飴の部分がお経がかかれている筒の側面って感じです(多分)

チベットのお経は古代インドで使われていたサンスクリット語で書かれています。サンスクリット語は今でも三帰依で有名ですよね。初音ミク三帰依を歌った(?)動画もあります。

www.nicovideo.jp

サンスクリット語は文字としては梵字を使用します。ちなみにNoto Sans Tibetanは梵字に対応したフォントです、さすが!

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全部同じに見えますが、漢字みたいに文字のひとつひとつにちゃんと意味があります。

 

さて、今話題の(?)お経をHDDに入れて回すやつ、あれをやってみたいと思います。ということでwikiでお経であるオムマニペメフムを調べて100回(くらい)続けて書いたファイルを用意しました。↓firestorageからダウンロードできます。ばちがあたりそうで怖い...

http://firestorage.jp/download/85ef3fd01180ff135db7a68ae37267d4ab83cf42

 

マニ車は心身込めて回さないと功徳が得られないと思いますが、好きなようにしてください。NASで保存しておいたらどうなるんだろう...?

 

チベットの暮らしがよくわかる参考文献:くらしの中の信仰(マニ車) | ダライ・ラマ法王日本代表部事務所